BioLiteのキャンプストーブ、防災時には煮炊きができて発電機としても使えます!(旧式でも十分楽しい)

どうも、NEKODAです。

二次燃焼といえばソロストーブなんですが、NEKODAが初めて二次燃焼のストーブを購入したのはBioLiteのキャンプストーブでした。

ソロストーブなどのネイチャーストーブと同じく松ぼっくりや小枝で火を起こし二次燃焼するんですが、その火のつき方や燃焼力は一味違います

今回はエコと化学が融合したBioLiteについてお伝えします。

BioLiteとは

BioLiteはニューヨーク発の新興企業です。そこから販売されているのが今回ご紹介するキャンプストーブなんですが、NEKODAが所有しているのは旧型なので現在取り扱われているものとは若干違います。

このBioLiteソロストーブなどと同じように松ぼっくり小枝を利用して燃焼し、同じく二次燃焼システムを搭載しています。

ただ劇的に違うあります。

それ発電システムに蓄電池、それらのエネルギーを活用した送風ファンといった現代の技術を取り入れている点です。

送風ファンが強力

写真左側が炉になります。そして右側のオレンジ色の物体がこのキャンプストーブの心臓部です。

オレンジ色の上の方にシルバーの部分があり、そこから鉄の棒が出てます。

写真の物は何度も使用して煤が付いてますが、この部分が炉に入り熱を受けエネルギーとして取り込みます。

装着するとこのような形になります。ちょっと分かりにくいですが、炉の中に鉄棒の先っちょが見えてます。

※使い方が雑なので、オレンジ部分が若干燃えて溶けてます。

送風ファンが協力②

炉の中に何か紙や燃えやすい物を入れ、細く割った薪を入れておきます。

そしていつもお世話になっているSOTOのガストーチで着火します。

その際にオレンジの送風機のスイッチをONに!

BioLiteのロゴの下を長押しします。

送風ファンは2段階に強さを変えられます。

ただ、火の状態などで勝手に変わるのでNEKODAはあまり触ってませんが…。

送風すると紙で燻っていた火が強くなり小さく割った薪に火が着きます。

この時点で送風ファンは絶賛稼働中、この段階では多少なり煙が出ます。

これはネイチャーストーブであればほぼ全てのストーブから出ると思いますが、

通常であれば火吹き棒などで必死にフーフーしないといけません。

煙まみれで必死に空気を送るのもまた楽しいことですが、このキャンプストーブは数分もかからず火柱が上がります。

着火も火持ちも自由自在

本当に数分かからず火柱たつので、その時点で二次燃焼が始まります。

通常のネイチャーストーブが安定すれば煙は出ませんが、

ここまで早くそして安定した燃え方はしません

また、火が着くと熱発電がエネルギーを蓄え、熱がある間は送風機が自動で空気を送り続けるのでの立ち方が激しです。

ネイチャーストーブは火のお世話をするイメージですが、このキャンプストーブはほぼ自動のイメージです。

もちろん燃料の薪を入れることはしますが、そのくらいですね。

災害時に力を発揮

そんな半自動のキャンプストーブの本領発揮は災害時かと思っています。

着火も難しくないですし、薪さえ入れつつければ火は安定してついてくれます。

そしてお湯沸かしながら、調理をしながら、

なんとUSBソケットを活用して各種モバイルバッテリーなどを充電できるんです!

スマホも充電できますがその場合は長めのケーブル必要です。

※ひょっとすると火を着けてるときは充電したら駄目かもしれません。既に説明書がないので微妙です。

使用しての課題

実際に使用していての課題としては、写真でもわかるように火の付け方を誤るとオレンジ部分が燃えます。

これは使い方の問題なので改善は出来ることです(NEKODAが雑いんです)。

お勧めはまず長い薪は入れないことと。

そしてフライパンなどは五徳を活用してオレンジ部分との空間を確保することです。

長い薪は入れる回数や準備が楽なんですが、

なにか別のことをしているときに火のついた長い薪が折れてオレンジ部分に落ちたりします。

フライパンはガスバーナーなどでも問題になりますが、反射した熱で溶けたりします。

あと収納するときに炉内にオレンジの本体を入れるんですが、炉内は煤が付いてますから気になる方はオレンジ本体にカバーをしてもいいかも知れません。

最後に

薪を入れるのを止めると送風によりドンドン燃焼され炭になっていきます。

燃えかすはこの程度です。

よく燃えるでしょ??

ちなみに初めにお伝えした通りこのキャンプストーブは旧型です。

残念ながらこのタイプは最新のスマホは完全充電できません…。

ですが新型は現在の最新式もできるそうで、モバイルバッテリーを経由しなくても大丈夫みたいです。

※安全のためにはバッテリー経由がいいと思います。

※一番最初の写真は別売りの専用ケトルも入っています。またそれもレビューしますね。