猫のご飯、ウェットかカリカリか。その前に原材料の基本をみていると!?、気になる4Dミートを調べてみた。

こんにちは、NEKODAです。

猫様たちにも食の好みがあるようで、これまでの生活や習慣によって個々に特色が見られます。

我が家であれば、長女のキク様はドライ一択でチュールすら口にしません。

また外猫として数年生きていたウメさんは何でも食べてましたが、年齢を重ねると食が細くなりチュールやゆるいウェットがお好みのようです(固形物より液体系がいいみたい)。

今回はそんな猫様たちのお食事について考えていきます。

猫様の食事

猫様の食事問題は色んな視点がありますから「これが良い悪い」とは一概には言えません

ここではまず、現在世の中でいわれている客観的な事実として考え方の基本を共有します。

原材料の確認は必須

まず抑えたい第一項目は原材料の確認です。

ヒトの食事でも重要視されると思いますが、猫様はヒトと違い食べてはいけない食材もあります。

それらを把握するには原材料を確認することが大切です。

といっても明らかに食べられない食材は入っていないと思いますが、苦手な食材がどの程度保有されているかの目安として、

原材料記載の順番に注目して下さい。

基本的に原材料は保有量の多い順番に記載されているので、この順番が重要です。

そして、もし穀物類が上位に来ている場合は一度検討した方がいいでしょう。

猫様はもともと穀物類を食べる動物ではありませんから、穀物に含まれるタンパク質を綺麗に消化できないんです。

できることなら穀物類の入っていないフードを選択したいところです(我が家のは多少入ってますが…)

賞味期限が長すぎるのはNG

賞味期限が長いと管理をするヒト側は嬉しいものですが、賞味期限が長いということは、それだけ保存料や酸化防止剤などがたっぷり使われているということです。

保存料や酸化防止剤は食材管理や流通に対応するために必要かもしれませんが、「適応量を守れば」「ただちに影響はない」というものですから、無いに越したことはありません。

ただ、全くないものを永続的に用意することは難しいと思いますので、ここでは「長すぎるものはNG」と記載しておきます。

また、長いの程度は個々の飼い主様に委ねます(長いはイメージなので)。

4Dミートを知ってますか?

ペットフードを探している方であれば見たり聞いたりしたことがあると思いますが、普通に生活しているとあまり聞かない言葉ではないでしょうか。

この4Dミートは、頭文字Dから始まる4単語に関連するお肉ということです。

その4単語がこちら、

  • Dead(死んだ動物の肉)
  • Dying(死にかけの動物の肉)
  • Diseased(病気の動物の肉)
  • Disabled(障害のある動物の肉)

おー、なかなかイメージ悪い4単語ですね(^^;;

4Dミートは、これらが含まれたフードということです。この4Dミートには賛否両論ありますが、一緒に生活する可愛いペット達に食べてもらうことを考えると、個人的には避けたいですね。

やはり基本的には否定的なコメントが多いです。

だだ、4Dミートの定義も日本と海外では異なる場合もありますし、人によっては「動物はもともと健康で安全な肉だけを食べてるわけではないから問題ないだろ?」とおっしゃる方もいます。

また生産国のイメージから否定的な意見もでている場合もあるので、まさに賛否両論、いろんな考えがあるということです。

※ちなみにこの4Dミートはそのまま記載はされていません。表示としては、○○ミールと記載されている場合は4Dミートが入っている可能性があるということです。必ず入っているわけでは無いので、神経質になってもいけませんが…。

添加物はよくないですね

最後は添加物が多く入っているフードです。特に猫様によくない添加物としてあげられる代表的なものがこちらです。

  • BHD(ブチルヒドロキシアニソール)
  • BHT(ジブチルヒドロエキシトルエン)
  • エトキシン
  • 亜硝酸ナトリウム
  • 没食子酸プロピル
  • プロピレングリコール
  • グリシリジン・アンモニエート
  • 赤色3

特に最初に挙げたBHD、BHTは発がん性を疑われている添加物です。これは我が家のウメさんの脂肪細胞腫とも関連しているので他人事ではありません。

また、エトキシンといえば化学兵器として軍事利用された「枯葉剤」に含まれるものです。

このように普通に使用されている添加物も詳しく紐解いていくと検討すべきことも多くありますね。ですが、ここで大切なのはそれぞれの考え方があっていいという事です。

確かに添加物は入っているけども一緒に暮らしているペット達の年齢や性格によっては、いまから変更しない方がいいかもしれませんし、家庭の状況によっても「いまが一番いい」ということもあるでしょう。

最後に

今回は基本編として、世の中で問題視されている幾つかの項目を客観的事実としてお伝えしました。ですが、この客観的事実も現段階の調査や結果ですので、今後変わる場合もあるでしょう。

ですから、最終的にはそれぞれの価値観から選択していくことが大切ですね。

気にし過ぎてもメンタルに負担が掛かるだけですから、自分の選択を信じ、ペットたちを信じましょう。

※本来はウェットとドライのお話までしたかったのですが、一旦ここで終わります。

続きは「猫様のご飯問題②ドライかウエットか」として投稿します。