猫の皮下点滴、はじめて自宅で処置しました。怯えさえない準備と保定がとにかく大切です。

どうも、NEKODAです。

いよいよキクさんの皮下点滴を自宅で実践する時が来ました。

実際にするのは猫嫁なんですけどね。

ただ、暴れん坊のキクさんを一人でするのは難しいのでNEKODAは保定する役割です。

悟られないように

猫さんは忘れっぽい動物と言われてますが、嫌なことは結構覚えています。

また、嫌な空気を読むように感じます。

我が家では病院へ行くときには必ず逃げます。

これはまだ検証中ですが、家着から外出する服に着替えるときには姿を消します。

ですから、

ベルトのカチャカチャ音やジーパンなどのカサカサ音、キャリーの準備音などに反応しているようです。

※なにかを察したキク様

逃走経路は少なく

最近ではまず家着のままで確保するように段取りしています。

ですが3日に1度という回数の多さからか、最近では確保しようと近づくと逃げるようになってきました(悲しい)。

そうなると二階や押入れなどへの逃走経路を減らすことが大切です。

追いかけっこを定例化してしまうと、より印象悪いですからね。

いかに簡単に、サクッと確保して処置を早くすることが大切です。

にゃんぷくろい入れてから本番

逃走経路を無くしまずはにゃんぷくろに入れます。

このにゃんぷくろにさえ入れば病院の場合は終わったも同然なんですが…。

今回初めて自宅点滴をすることになり、病院と自宅の差を体験しました。

病院の場合は見知らぬ場所に行く緊張からストレスにはなると思いますが、逃げることもなく硬直しています。

ですが自宅の場合はそういった緊張感がないので、にゃんぷくろに入れてからも脱走を図ります。

保定は後ろから

にゃんぷくろに入れたままでも点滴や注射はできますが、

ちょっと訓練しただけの素人にはまだハードルが高いので、首を出した状態でチャレンジします。

最初は病院と同じように頭側から肩を押さえる保定でスタートしましたが、針を刺した瞬間にお尻をフリ後ろから脱出…。

そりゃ逃げるよね。

と思える保定だったと思います。

そこからネットなどで調べ対策を練りました。

このとき逃走経路や他の部屋を封鎖していたのでキクさんはすぐに捕獲、2度目のチャレンジです。

箱を活用

対策をしたのは過去に猫トイレに使っていたプラスチックの箱です。

長さ的にはキクさんにピッタリで横幅は多少余るのでクッションをいれます。

保定は後ろから肩を押さえてお尻を肘でガードできるポジションです。

また今回は念のためエリザベスカラーも使い顔の上からタオルを被せます。

この対策で肩の保定で前進を防ぎ、肘でお尻を押えることで後退もできなくしています。

クッションで横幅もないので身体をクネらして逃げることも出来ません

また、エリザベスカラーが箱にぶつかることでいい感じに動けませんし、視野も奪われるので恐さが半減するようです。

最後に

それでも点滴が半分くらい進むと唸りをあげてお尻を浮かせようとしていました。

だいたい10分くらいで終わる点滴ですが、途中2度ほど逃げようとしていました。

これもこちらが上手にしてあげられなかったので、恐さが強くなったんだと思います

次回は今回の経験を活かして、ササっと終わらせてあげられるよう頑張ります!

※終わった一時間後のキク様、これ以上近づくと怒られます。