メダカを飼育中の事故。ワンプッシュタイプの防虫スプレーは厳禁です。

どうも、NEKODAです。

ビオトープで検索すると必ずといっていいほど登場するのがメダカですよね。色とりどりで種類も豊富です。

これらのメダカたちを手に入れるのは、最近はホームセンターが多いのではないでしょうか。そんなホームセンターで同じくよく買うのが防虫スプレーですよね

実はこの組み合わせ、危険です

ビオトープの楽しみ

ビオトープが楽しい季節になってきました。水草達もニョキニョキと伸びてきて品種によっては花も咲かせています。

そしてなによりメダカ達がビュンビュンと泳ぎまわってます。

我が家のメダカたちはホームセンターで30匹1000円くらいの赤メダカと黒メダカの子孫たちですが、かれこれ8年以上血が途絶えることなく繁栄しています。

途中で2度ほど追加しましたが一度完成したビオトープの環境があれば、冬になり「いなくなったか」と思うような状態でもコソッと隠れて、暖かくなると何食わぬ顔で泳ぎまわったりします。

我が家のビオトープでは赤黒メダカとミナミヌマエビ、何やら巻貝類、季節によりおたまじゃくし、各種ヤゴ、ボウフラなどがワイワイやってますが、やはりメダカが主役ですかね。

こういったメンバーが卵を抱えてまた増えてをみるのがビオトープの楽しみの一つです。

夏場の防虫スプレーに気をつけて

そんなメダカたちですが一度絶滅しかけた時がありました。それは防虫スプレーを撒いてしまったときです。

あれは確か大手防虫剤メーカーのワンプッシュタイプだったと思います。「お部屋の隅にチュ!」とするタイプです。

我が家のビオトープは外に3箇所あるんですが、被害にあったビオトープは窓から1メートルも離れていない場所にあり、家の中からでもメダカが泳ぐのが見える一番気合の入った水槽でした。

まさか外にあるビオトープが防虫剤の被害に遭うとは思ってもみませんでしたが、

外猫様が蚊に喰われて(刺されて)いるのをみた猫嫁様が…。

窓の外側からシューーーーーーーーーーーーーっと一面に吹き付けたんです。

まぁ、その時にはそんなことになるとは思っていませんでしたから、NEKODAも「撒きすぎじゃないー?、ワンプッシュだよ??に対して猫嫁の「外だからね」の返答に、まあそうかと納得したくらいでした。

運が悪かったのは、その出来事の夜だったということです。

地獄絵図のビオトープ

翌朝のビオトープはまさに地獄絵図でした。

赤メダカの8割が既にコト切れており、辛うじて息があるメダカたちも口をパクパクして動かない状態でした。

また、大繁殖していたミナミヌマエビも赤く湯だったようになり、こちらもほぼ全滅…。

メダカたちは水草に卵を産みつけ、エビたちもお腹に沢山の卵を抱えてこれからという時でしたが、一夜にして数百の命を失ってしまいました。

そのビオトープのサイズは83㎝×50㎝のトロ箱を使っているのでそれなりの水量があり、きっと必死に逃げたんでしょうね、辛うじて息があったメダカたちがいたので急いで隔離しましたが、その後亡くなりました。

知らなかったとはいえ申し訳ないことをしました。

メダカの卵は強い!

この時はなかなかショックが大きかったのと仕事もあったので、その他の水槽からメダカを移すなどの処置は週末と考えて数日が経過…。

気持ちを切り替えて復旧しようと水槽を見ると!

なんとメダカの稚魚たちがワラワラ泳いでるではありませんか!!

そうです、産みつけられていたメダカの卵には防虫スプレーの影響はなかったんです。

エビの場合は親が卵を抱えて絶えず新鮮な水をかけ続けるので、親が死んでしまうと卵も駄目になってしまうんですが、メダカの場合は水温が一定以上になると孵化するんです。

し、か、も、

メダカは親が卵や稚魚を食べてしまうので、親たちがいなくなったことで稚魚たちが元気に泳ぐ環境になったということです。

その後は当然防虫スプレーは使っていませんが、自然の強さを学んだ出来事でした

最後に

これからビオトープを始めようと考えている皆さん、もしくはメダカを室内で飼おうと思っている皆さん。

近くで防虫スプレーを使う際は、必ず説明書をみて下さい

我が家の防虫スプレーには「水槽などの近く…」といった注意書きがありました。

※蚊取り線香は問題ないようです。