どうも、NEKODAです。
キクさんの腎不全治療は続いています。
治療といっても、
現在の医療では治癒することのない腎不全は、機能している臓器をこれ以上悪くしないようにするための処置です。
今日は初めて点滴をしてから8回目です。
そしていま進展している自宅での点滴についてシェアします。
人見知りで恐がりの猫様
仔猫の頃から一人(一猫)で2歳まで生活していたキクさんはとても人見知りで恐がりです。
1歳前まではお客さんが来ても配送の人が来ても大丈夫だったんですが、1歳過ぎたころから凄いビビリになりピンポンが鳴るだけで逃げ出します。
そんなキクさんが3歳になる頃には妹となるウメさんが来るんですが、心を許すことはなく一定の距離を置きます。
そんなキクさんですから病院に行くのも大変です。
一年に一度の定期検診は流石に連れていきましたが、猫嫁は常に血塗れになっていました。
そんな恐がりの猫さんには腎不全の入院点滴は難しいかもしれません。
ゆっくり馴らすことも必要
丁度、病院で流れるアニメで恐がりの犬猫をどうするかの説明がありました。
犬であれば仔犬が集まる訓練などがあるようで、お勧めされてました。
猫については少しずつ馴らすということでしたが、そのタイミングなどはなく…
「ゆっくり馴らしましょう」と
「しかし、急にするとより恐がりに」といった説明でした。
やる内容は次の通りです。
- 飼い主さんが落ち着くこと
- いつものニオイのタオルなどを用意
そして全体的にストレスをかけないということでした。
全体的なストレスについては個性もあるので対処も変わると思いますが、基本的には猫の生活や行動に人間側があわせてあげることが大切だそうです。
遊びたいなら遊んであげる。
近寄ってくるまでそっとしておく。
などです。
ちなみに飼い主さんが落ち着くについては我が家も体験しています。
猫嫁が緊張して近づくと間違いなくキクさんは察知して逃げます。
常に平常心で、ゆっくりと時間をかけて病院や点滴は恐くないと慣らしていかないといけませんね。
皮下点滴とは?
キクさんも徐々に車に慣れ、ドライブに慣れ、点滴の処置にも多少慣れてきました。
ですが、残念ながら点滴をしたあとの身体の変化には慣れないようです。
皮下点滴は首から背中にかけての皮下に短時間で溶液を入れます。その為、その溶液が入っている部分がたるみます。
この水分がそのまま背中にあればいいんですが、重力によって二の腕などに移動します。
体勢によっては片腕だけに垂れたりもします。
そういった状態になると腕が痛くなるようで、休むためにぐったりしてしまいます。
ですが、命を繋ぐためにも点滴は欠かせません。
点滴は低下した腎臓では処理できない水分を補給するために絶対に必要だからです。
未来に備えて訓練を
実は6回目の点滴の際に改めて血液検査をしました。その際、多少数値が悪くなっていたんです。
そういった事情もあり、現在皮下点滴を自宅でできるように訓練しています。
車やドライブ、病院や先生たちとの関わりもキクさんは慣れてきているので、これからも病院には行く予定です。
ですが、回数を2、3日に一度とするなら自宅でできるようにしたいと考え、先生の了承の元進めています。
先生からは「躊躇なくさせてるんでいいですね、上手てすよ」と猫嫁が褒められていました。
いま自宅に処置をする台を準備しています。
最後に
どこまでするのがキクさんの幸せかを考えています。
入院点滴をして亡くなるまで生かす事が幸せなのか、
自宅で10分くらい嫌なことをせれて生きるのか(信頼関係は悪くかるかな)。
何もせず、余生を過ごすことがいいのか。
いろいろするのは人間(自分たち)のエゴなんでしょうか。
いまの段階では、近くで出来ることを精一杯と思い関わっています。
腎不全は早期発見で多少なり処置が変わります。
10歳超えたら定期検診を半年に一度にしましょう。強くお勧めします。