猫の脂肪細胞腫、おでき&術後の写真を公開しています。早期発見は毎日のスキンシップから。ちょっとした「おでき」を見逃さないように!

こんにちは、NEKODAです。

猫様の写真に見直していたら、先日記事にあげたウメさんの脂肪細胞腫の写真があったのでシェアします。

今回の写真は1回目の手術前の写真なので頭にできた脂肪細胞腫と腕の基底細胞腫、耳にあった謎のおできの写真になります。

前回の投稿では発見から手術までの流れと保険の重要性をリアルな金額からお伝えしましたが、今回は写真と共に我が家で早期発見に繋げるルーティーンをご紹介します。

もし一緒に暮らす猫様に同じようなデキモノがあったら一度病院へ行ってみて下さい。

※一部術後の傷の画像があります。

脂肪細胞腫

写真の黒い部分が脂肪細胞腫になります。

初めて発見したのは首周りを撫でてマッサージしていた時でした。

普通に上から下へ撫でるだけではわかりにくいと思います。

ですからマッサージをするときは肩を揉むような感じで、下から上にモミモミしているとポツっと違和感を感じます。

NEKODAの場合は親指で発見しました。

最初は指の触感から気づき、「なんだこれ?」と思い毛を掻き分けると写真のような黒ずみがありました。

ただ、黒ずみがあるから脂肪細胞腫というわけではありません。

というのも謎の腫瘍として下記に掲載した耳の写真も実は脂肪細胞腫なんです。

それは一見ニキビ的な白い脂みたいな見た目です。

首にあったのは黒ずんだ5ミリ程度のちょっとした膨らみでした。

基底細胞腫

腕に出来たものは、首の腫瘍よりも大きく膨らみ、黒ずみというよりもイボや大きめのホクロのようなイメージでした(写真ではわかり難いですが…)。

首にできた脂肪細胞腫よりも固い感じで、NEKODAたちはこちらの方が悪い物かと思って病院へ行ってます。

実際には基底細胞腫という悪さをするような腫瘍ではありませんでした。

我が家のウメさんは、一度に3箇所の腫瘍を発見したので直ぐに病院へ行きましたが、一つでも発見した場合は一度病院へ行きましょう。

病院へ行くと、まず細胞の検査になりますのでどういった腫瘍かを把握することで安心も出来ますし、次の決断も出来ますからね。

謎の腫瘍も、実は脂肪細胞腫

すでにネタバレしてますが、この耳のつけ根にできたポッチも脂肪細胞腫でした。

ただ、最初は小さいので分からなかったので、術後の検査で知りました。

通常は、先程伝えた「病院に行くと細胞の検査」なんですが、耳の腫瘍は小さいので注射針が刺さらなかったんです。

なので「全身麻酔するなら取って検査しましょう」という先生に賛同しました。結果、脂肪細胞腫だったので良かったです。

ここは個人の判断により変わると思いますが、脂肪細胞腫は一度なると転移したり体質的に出来やすかったりするので、脂肪細胞腫にらなった事があったり、違う部位に脂肪細胞腫をわかるものがあるときは、怪しいものは取った方がいいと思います。※必ず医師と相談して決めて下さいね。

傷跡からの学び

首と脇の傷はかなり大きめです。というのも、脂肪細胞腫は転移したり広がっていく物なのである程度の範囲を切除しないといけないんです。

どちらも直径5センチ程度切除しています。

また手術の邪魔にならない様に切除範囲より広く毛を刈り上げるので、より痛々しいです。

耳の腫瘍は、腫瘍と耳の一部を切除し糸で繋ぎ合わせています。

現在は違和感ないので、早期発見で本当に良かったです。

脂肪細胞腫の腫瘍は小さいと思っても手術する場合はかなり広範囲を切除します。ですから少しでも早く発見すること、発見後は病院へ行き先生と相談する事が大切です。

猫様とも先生ともコミュニケーションをしっかりとって、次にどうしていくかを考えて行きましょう。

傷跡を見るのは辛いことですが、傷を見る事で覚悟を強く持てます。

脂肪細胞腫は一度できたら再発しやすい病気です。

早期発見するために定期的なチェックは忘れないように強く意識しましょう!

最後に

我が家のウメさんはこの手術後一年後に再発しており、また手術をしています。

現在も怪しいデキモノがあり、次にどうするかを検討しているところです。

年齢的なこともあり、悩ましいところです。ただ検査をすると内臓への転移ほ確認されていないのでまだ安心です。

これも定期的な検査のお陰だと感じています。

皆さんも可愛い猫様との生活をエンジョイするためにも、猫様とのコミュニケーションに全身マッサージを加えてみてはいかがでしょうか。