ハクスバーナの木材トングと林業などで使うトビ口で玉切り薪を運搬します。

どうも、NEKODAです。

今季は薪割り集めが順調に進んでいます。まぁ、NEKODAが集めるのは冬場週末だけの趣味薪ストーブなのでそんなに数量はないんですが…。

ですが少量でも薪は薪、とくに生木はめちゃくちゃ重いですから安全のためにも装備は充実させたいですね。

今回ご紹介するのは、無くてもなんとかなるけども、あるとやっぱり楽だったと実感する木材トングとトビ口です。

木材の運搬は大変

薪作りは切り出しも薪割りも棚に積むのも燃やすときまで、その時々で達成感を得られます

ですが、

その全てについて回るのが運搬です。

斧で割り乾燥させた後はそれほど重労働ではありませんが、切り出しから薪割りまでの生木の状態での運搬はかなり大変です。

なにが大変かというと、とにかく生木は重い!

欲張って大木を切って持ち帰ろうと思っても玉切り(40センチくらい)状態にしても50キロ以上はザラにあります

特に切り出しの時、場所が斜面だったりすると思わぬ事故に繋がることもあるので精神的にも削られます。

木材トングが楽です

それだけ大変な木材の運搬ですが、その辛さを上回る達成感があるのでやりますよ!!

いかに楽にできるかを考えながら…。

ということで購入したのが木材トングです。

「木材トングってなんだ?」って思いません??、NEKODAは最初思ってました。

当時チェーンソーを買いに行ったお店にも飾ってありましたが、どこまで必要かもわからないのでスルーしてました。

しかし!

実際に木材を切り出して運ぶようになると、運搬がめちゃくちゃ大変なことを実感しました。

そこからネットなどで調べて木材トングの重要性を理解したんです。

爪で引っ掛け自重で取れない

この木材トング、すべてスチール製で非常に頑丈な作りとなっています(取手は樹脂かな)。

トングの先は鋭利になっていて、その部分が木に刺さると木材の自重により木が取れにくくなるという仕組みです。

最初は「もし取れたら」といった心配もしましたが、使っていると先端がしっかり刺さっていればまず勝手に取れることはありません。

木材が重ければ重いほど取れません。

重力を活用した素晴らしい仕組みです。

※先端が刺さっていない場合は落ちることもあります。

太さにあわせて

先端が刺さるかは木材の太さにもよります。

NEKODAはリーズナブルな30センチまで掴めるトング一つしか持ってないので、運べる木材のサイズは限られてます。

今季切り出している木材は30センチを超えているので、そろそろサイズアップも検討ですね。

ですが普通に暮らしていると、なかなか30センチ越えの木を手に入れられる環境はないと思うので小さいのをもう一つでもいいかもしれません。

木材トングの基本は二本を使って1メートルくらいの木材を運ぶイメージだそうで、一本でズルズル引っ張るやり方は邪道なんですね。

買うしかないか…。

トビ口でちょい移動

ちなみに木材トング一本で耐えているのは、トビ口という道具も使っているからです。

ひょっとすると持っているのはトビ口ではないかも知れませんが、そういった用途で使ってます(正式名称がわからない)。

木材トングで片方を持ち逆側をトビ口で刺して持ち上げます。ただトビ口は本来こういった持ち上げようでは無いので、この使い方は推奨しませんが…。

本来のトビ口はもう少し長く、持ち上げるというよりも引っ掛けて移動させる感じのようです。

皆さんは真似しないようにして下さいね。

※時代劇などで火事の時に爪のついた長い棒がトビ口です。木材を引っ掛けて倒すことで延焼を止める道具です。

最後に

これらの道具を使っても最終的には腕力がものをいいます。

ですがその労力の度合いは、あると無いとでは雲泥の差です。

もしこれから薪集めを始めようと考えている方は、最初から導入されることをお勧めします。

ちなみに木材トングの爪が刺さらずに木が足に落ちたりすると、下手すると骨折もあり得ます。

しっかり刺さっていることを確認することは勿論、安全靴を導入するのいいですね。

本当は2個セットをお勧めしたいところですが、自分が最初一つからだったので一つのものを掲載しておきます(2個セットもありますよ)。

紹介したのはホームセンターで購入した「とび口」でしたが、本当はこっちが欲しい!、お勧めです。