どうも、NEKODAです。
皆さんはなにか健康には気を付けていますか??、私は現在「塩分」に気を付けています。
現在といっても昨日1日塩分を控えただけですが…。
いよいよ40代後半になってきて血圧が若干高くなっています。
これまでは血圧は全く問題なくラーメンだの焼肉だの自由な食生活でしたが、最近急激に血圧が高いんですよね…(130近くになります)。もともと猫嫁は血圧が高いので薬を飲んで調整していたんですが、これを期に嫌がる猫嫁を説得し減塩調理をチャレンジしてみました。
この記事では、減塩&無塩はいいのか悪いのか?、よさげのレシピはあるのか?
巷にあふれる情報を集めてみました。
塩と血圧の関係は?
巷にあふれる噂では「血圧が高いから塩分控えてんのよ」という話が多くあります。
ですがこの話、まだ十分な科学的根拠はないそうです。
塩分を控えると確かに血圧が下がる人もいるようですが、下がらない人もいます。
というのも、ある試験結果では1日の摂取量を6g未満にした場合、高血圧の方の約20%が下がり約80%の方はほぼ変化が見られなかったそうです。この結果は、どうやら塩分に反応しやすいタイプか反応しにくいタイプかによって変わるということです(食塩感受性タイプか食塩非感受性タイプ)。
「じゃあ、減塩しなくてもいいじゃん!」
と思いがちですが、残念ながらそうではありません(悲しい)。
これはこのブログにも登場する猫様(キク)のお話でもありますが、
塩分の過剰摂取は腎臓へのダメージに繋がります。
これは確実なお話です。
腎臓は一度悪くなると、現在の医療では元に戻ることは無いと言われています。
その腎臓にダメージが蓄積されると血栓ができやすくなったりと病気のリスクが高まります。
これらは食塩感受性などのタイプとは関係なく起こる症状なので、やはり塩分のコントロールは必要ということですね。
猫様と同じく腎臓対策か
我が家の猫様(キクさん)は今年腎不全と診断され、三日おきの点滴をしています。
腎臓は一度悪くすると現在の医療では元に戻ることはないので、まだ悪くなっていない部分をいかに残すかが運命の分かれ道なんです。猫の場合は食事制限や点滴治療を行います。
猫様のお食事は基本的に塩分は低いんですがたんぱく質やリンを抑えたものを与えます。また点滴により水分の摂取量を多くし腎臓のろ過を助けます。
要するに…、
猫も人も同じなんですよ。
塩分を控える食事制限をして、積極的に水分を補給することが大切ということですね。
現在我が家では猫様(キク)を四日に一度点滴をしています(多少改善され感覚があきました!!)。
その時は押さえつけて背中に針を刺し10分程度の点滴です。
キクさんは心臓バクバクさせながら、終わると一目散に逃げます(悲しい)。
でも、やらないと駄目なんです。
腎不全が発症した当時は嘔吐が多く、食欲のなく、ぐったりしていました。
痛みを見せにくいといわれる猫様でもそうなんです。
きっと私たち人間が患うとつらいでしょう(感情伴いますし)。
その時は押さえつけてしてくれる人はいません、人権がありますから。
じゃあ、自分の意志で制限するしかないじゃないですか。
病気が発症してから、辛い思いをしてからじゃなく、事前に示している客観的数値が伝えてくれています。
猫様たちも頑張ってるんだから、やるしかないじゃない!
無塩&減塩生活三日間
「減塩対策するしかない!」ということで、いろいろ検索してみました。
ま~、ニーズがあるんでしょうね。減塩・無塩のサプリやらレシピやら出るわ出るわ。
勉強になります。
しかし、血圧との関係は微妙といいながら私も猫嫁も3日間の減塩生活で平均的に10は下がりましたね。
食塩感受性なのかな??
なんにせよ行動したことが数値としてあらわれるのは嬉しいものです。
そんな我が家の減塩生活の流れを記載します。
【一日目】
「やるなら三日間無塩だよ」と意気込む猫嫁に「まあ、やってみて無理そうなら変えましょうよ」と緩い私。
初日はむき海老と卵(スクランブル状)を辛いケチャップで炒めたもの。辛いのは香辛料、ニンニクを効かせて味に深みをもたせます。「ん?、旨い!、全然大丈夫じゃん!」という私。
「ほんとだ、塩分感じるね」という猫嫁、その後検証すると…。
むきエビは塩分含んでました。
初日の一食目からこけましたが、今はそのくらいでよかったと思います。
二色目はおやつ代わりにサツマイモを蒸かしたもの「んむ、旨い、もそもそするけど」
「でも、天ぷらにしてちょっとお醤油漬けたりすると旨いよね~」と変な妄想が入ります。
【二日目】
基本的にサツマイモやトウモロコシを合間に挟みながら、この日のメインデッシュは豚肉とキノコ類二種(エリンギ&マイタケ)をニンニク、一味を入れバルサミコ酢炒めます。
「お、旨い、バルサミコ酢いいね」という感じで豚の甘味とバルサミコ酢の甘味、そして一味の辛みが効いてます。
十分ご飯のお供になりますね。
これならスペアリブなんかも出来そうですし、鶏肉でも美味しいと思います。
【三日目】
この日はパスタにしました。もちろんパスタを茹でるときの塩もなしです。
ここでもニンニクを効かせながらキャベツと玉ねぎを炒め、干しエビとエビだし調味用を加えました。
この時はすでに「完全無塩」の意志はなく、一日に2~3グラムの塩分でいくという低い設定になりました。
この三日のうちに塩分についての口論を数回し…、塩分が減ることで苦にはなっていなかったんですが、多少なりストレスがあったんですかね。
こんな感じで三日間はさっと過ぎました。
翌日は普通にしようとしていたんですが意識が減塩に傾いたため、その後も5g以下で生活しています。
正直、いままで塩分過多だったんですね。少し減ったくらいでは問題ありませんでした。
調味料置き換えで最小塩分に
塩分の少ない減塩レシピでもそこまで食べられないという感じはありません。
ただ、食べながら「ここにお醤油一たらししたら」とか「塩一つまみするとな~」とかは常に思います。
ですが今回減塩レシピ&無塩レシピをしてみると、素材の旨さを敏感に感じることができました。
これまでは塩っけにまかせて米を食うとか酒を飲む感じでしたが、野菜のうまみや肉の甘さなんかも感じます。
そしてこの期間で学んだ一番の意識改革は、調味料の置き換えです。
日本人にとって大切なお醤油や塩といった調味料は塩分が多いので、それらをチョコチョコ置き換えます。
同じ大さじ1なら、お醤油よりお味噌、お味噌より焼肉のタレやポン酢といった感じです。
ポン酢は素材をつけて食べてもいいですが、豚肉とキャベツを炒め大さし1を入れるだけで十分味が付きますよ。
ちなみにマヨネーズ、ケチャップが優秀です。
ここまで紹介した調味料を「大さじ1」あたりの塩分量で順位付けするとこうなります(少ない順)。
- マヨネーズ(0.2g)
- ケチャップ(0.5g)
- 焼肉のたれ(1.4g)
- ポン酢(1.5g)
- 信州味噌(2.4g)
- 薄口醤油(2.9g)
- 食塩(18g)
※これらの数字は販売元にて変化するので、購入の際は成分表を確認してください。
このようにマヨネーズはダントツです。
マヨネーズ炒めとか、エビマヨとかいいですね。
※ちなみに最後に試してみた無塩調味料も記載しています。
まとめ
こちらの梅干し、なんと食塩不使用です。実際食べると「南高梅よりソフトな感じかな」というイメージでした。 |
これは何と言っていいか…、知っているお醤油とは違いますが、無塩にこだわる人には必要なアイテムなんでしょうね。 |