こんにちは、NEKODAです。
皆さんは猫様のご飯を選ぶときにどんなこだわりがありますか?。
以前猫様のご飯問題①基本編として、ここは抑えたいポイントとして幾つか提示しました。
猫様の健康面はもちろん第一ですが、猫様の好みもあるので少しずつ時間をかけて調整することも必要ですね。
今回は猫様のご飯問題第二弾としてウェットかカリカリ(ドライフード)のあれこれを考えます。
※項目の「カリカリでも薬を」ではカリカリへ薬を仕込む様子を写真付きで解説しています。
ルーティンを大切しますが…
家猫様でも外猫様でも、猫様たちはルーティンを大切にしてますよね。
いつ、どこで、何をするか…、基本的には決まっているようです。
ですから自宅の模様替えや引っ越しなどはかなり動揺します。
そんな決まった行動のルーティンですが、我が家では食べ物でも決まりがあるようです。
キク様は保護した当初は魚肉ソーセージを食べてみたり、人のアジご飯を狙うなど食にアクティブだったんですが、一歳を過ぎる頃になるとカリカリ(ドライフード)以外は一切食べたなくなりました。
その徹底ぶりは凄まじく、ウェットやチュールをあげようとしても匂いを一度嗅ぐだけで嫌そーな顔をしてその場を立ち去ります。
また、ウメさんは外猫歴が長かったんですが、徐々にウェット派になり、最近ではウェットの汁やチュール以外は好んで食べなくなりました。ちなみにカリカリは時間をかけて少しずつ食べますが、時間をかけているうちにキク様がこっそり食べているようです。
そんな食の決まりに変化をつくったほうがいいです。
なぜなら年齢を重ねると増えてくる「薬を飲んでもらう」難関を突破するためにも!!
ウェットのメリット&デメリット
薬を飲んでもらうには、やはりウェットが効果的だと思っています。
薬を粉末状にしてウェットの中に仕込みます。
ただ薬によっては、薬の味が勝ってしまうようでそこまでお腹が空いていない場合は食べません。
なので、我が家では朝一などのお腹が空いてるときに、食いつきのいい小さな缶のウェットに薬を入れたものをまず食べてもらい、全部食べたのを見計らって追加でご飯を用意します。
そういった点がウェットのメリットの一つだとNEKODAは捉えています。
またウェットは水分補給にもなるので、お水をあまり飲まない猫さんにはいいでしょうね。
ただ、総合栄養食のウェットは種類が少ないのでオヤツ感覚になってしまう懸念もあります。
また、だいたいのメーカーのウェットには人工的な肉片が入っているので、これが猫様には不評なように感じます。子供の頃から食べてれば平気なんでしょうか?。
ちなみに我が家の定番ウェットは黒缶ですね。お安いですしマグロとカツオが主体で猫様の食いつきは抜群です!、総合栄養食なのも◎ですね。
カリカリのメリット&デメリット
我が家では基本はカリカリ(ドライフード)です。お米やパンのような主食の位置ですね。
ただ、キク様はこの主食以外はほぼ食べません。辛うじて食べるのは主食にふりかけられたドライササミのトッピング、無一物カツオトッピングくらいなんです…。これはキク様と暮らし始めたころ、将来の健康を考えて総合栄養食であることと、歯石付着予防などを考えた結果選んだためです。
ただ、ギョニソ(魚肉ソーセージ)やパンなども食べようとしていたキク様が、まさかこんな偏食になろうとは思っていなかったので、薬を飲ませる年齢に差し掛かってきた現在、少し焦ってます。
先に挙げた総合栄養食であることや歯石予防のがメリットなんですが、デメリットとしては薬を仕込むのが大変なんですよ。ほんと。
カリカリでも薬を
デメリットとして挙げたカリカリ(ドライフード)での薬の提供ですが、以前は次の方法で薬をあげてました。
その方法はなかなかの職人技で、猫嫁の技巧が光ります。
まず、用意するのはシーバなどの中身がペースト状でまわりがカリカリのご飯、そしてオブラートです。
シーバもいろんな味がラインナップされているので、一緒に暮らす猫さんの好みから選んでくださいね。 |
これは当時写真に撮っていたものですが、そのままシーバを使いますね。
シーバはまわりがカリカリで中身がペースト状になっています。なのでまず半分に割りペーストを取り出します。
この時、ペースト状のものは後で使うのでよけておきましょう。
ここにオブラートで包んだ薬をを挟みます。オブラートは我が家ではイオンのを使用していました。価格も安価ですし包みやすい形状です。
薬を包んだ物と本来のシーバを並べると…
明らかにサイズアップしていますが、これはもうしょうがないと割り切りましょう。
割っておいたシーバのカリカリ部分でオブラート薬をサンド!
もー、ギリギリですがこのオブラートを隠すのと一つの個体にするためによけておいたペースト状の物を活用します。
ペースト状のものをパテのようにオブラートの周りに塗り付けます。
完成!
ほぼ倍のサイズ感ですが引いてみるとそこまで違和感ありません!
…、
ありません!(猫様はしっかり食べてくれました)
ちなみにオブラートに包むのはすぐに薬の味が出ないようにです。舐めたことはありませんが、とても苦いものだそうで、一度失敗すると薬を受け付けなくなるんですよね…。
この方法も現在は休眠中、とっておきとして忘れた頃にまたします。
最後に
カリカリ(ドライフード)もウェットも一長一短あるかと思いますが、子供の頃から幾つかの食事ローテーションにしていれば、こんな苦労は無かったかと思います。
春は可愛い猫様との出逢いの季節でもありますから、これから初めて猫様と一緒に暮らそうという方は、どうぞ猫様の食べのものについて長い目で検討してあげて下さい。
少しでも参考になればとシェアしました。