美味しいハンドドリップに入れ方。基本レシピからお勧め器具まで!!(カリタをお勧めしています)

どうも、NEKODAです。

日々のリフレッシュタイムにはやはり傍に珈琲が欲しいところです。

人それぞれ好みがありますから紅茶やハーブティー、緑茶なんかもいいですが、NEKODAは断然珈琲派です。

今回はお勧め珈琲セットとハンドドリップの入れ方をお伝えします。

コーヒーをハンティングしちゃう人

一時仕事で珈琲の研修を受講したことがあり、NEKODAは珈琲を入れるときはもっぱらハンドドリップです。

研修先のボスはメディアにも結構顔出しされている有名な方でした。

友人にカフェを経営して焙煎&流通をしている人間がいるんですが、

このハンターさんは珈琲業界の革命児だそうで賛否両論あるようですが、非常にエネルギッシュな方でした。

そこで習得した珈琲豆の知識やハンドドリップの入れ方などはいまの生活を充実させてくれますし、趣味にも活かされています。

感謝です。

Kalita(カリタ)を愛用

この研修で扱う器具はすべてカリタだったので、自宅でもそのままカリタを愛用しています。

理由としては慣れもありますがハンドドリップのこだわり部分にカリタのドリップポット、ドリッパーとフィルターが必要だからなんです。

ちなみに我が家のドリッパーは研修先の物とデザインは違いますが、フィルターは同じものが使えるのでいい感じです。

本当はコーヒーミルもあったほうがいいんですが、カフェインレスに移行してからは断念しています。

ポイントを押さえましょ。

今回はハンドドリップのポイントをお伝えしていきます。

本来は豆の粉砕度合いや分量、時間、温度まで決まっているんですが、

それは研修先のお勧めなので置いておいて、

ここでは基本的なポイントを伝え自分なりのレシピを創ることを意図します。。

カリタ器具が必要なポイントはポットとフィルターにありますが、その意図を押さえられれば別のものでも大丈夫でしょう。

また、粉砕度合いや温度、時間も根本を押さえれば後は個人の好みで対応可能になります。

ポイントを押さえて自分好みの珈琲を創作しましょう!!

ドリップポットのポイント

まずはドリップポットのポイントです。

これはお湯を注ぐ際にいかに流れを細くできるかがポイントになります。

そういった意味でカリタのコーヒーポット ウェーブ 1Lが最適ということです。

研修の先生は「デザインはイマイチなんですが、湯の調節がいいんですよねー」と仰ってました。

使ってみると確かに細くお湯がでますから、繊細な調節が可能です。

ちなみに代替え案としては、

いまお持ちのポットやきゅうすの注ぎ口に装着して湯量を細くできる急須スキッターなる商品もあります。

200円前後で手に入りますしアウトドアで使うポットにもつけられるので、出先で本格ハンドドリップなんかも夢ではありませんね。

湯量の調節はこちらが優れてますね。お勧めです(持ち手の色が結構すぐとれます)。

ドリッパー、フィルターのポイント

次のポイントはフィルターにあります。

使用するのは波波のフィルター、ウェーブフィルターです。

このフィルターはカリタしかないのかな??、他ではあまり見たことがありません。

フィルターの形状が特殊ですからドリッパーも専用の方がいいでしょう。

通常のドリッパーにはフィルターにくっつかない為のリブ(溝)が配置されていますが、ウェーブ フィルターはそれ自体がリブの役割もしているので、このフィルター専用のドリッパーにはリブはありません(専用ドリッパーはツルっとしてます)。

リブの役割はコーヒーの流れを作るのでとても重要です。

カリタのウェーブ フィルターは通常のドリッパーにある溝よりも深く数も20程あります。

それにより雑味を吸着して美味しい珈琲ができるんです。また、珈琲の落ち方も早くなりますよ。

知識的なポイント

知識のポイントとしては豆の粉砕度合い、お湯の温度と抽出時間です。

まず豆の粉砕度合いは荒いとスッキリ雑味がなくなります。

ですが、通常の珈琲に慣れている人には味が薄いと感じる場合もあります。

細かく粉砕している場合は味が濃く苦くなる傾向があります。

この場合はアイスコーヒーなどにすると丁度よくなります。

ここは好みの問題ですね。

あくまでも目安ですが、ホットはカリタのコーヒーミル電動のメモリ8くらいが丁度いいでしょう。

アイスの場合は3くらいです。

あくまでも目安なので、ここから探究して下さい。

知識的なポイント②

もう一つ温度と時間について伝えます。

温度は86度から87度くらいがホットの適温です。

アイスについては90度くらいでもいいですが、その場合は氷を活用するなど入れ方が変わりますので、ここでは割愛します。

温度が低いとまったりとしてぼやけた味になり、

温度が高いとキリッと苦味が強くなるので、ここも個人の好みとなります。

そして時間については豆の量により変わります。

一つ基本として三杯分で1分40秒前後です。

ただ、この時間は焙煎度合いやミルの度合い、三倍分の豆の量でもどのくらいにするのかで変化しますから…、

探究ですね。

ちなみにレシピのヒントとしては、初めての人からすると「豆の粉砕度合いが8でこんなに量いれるの??」という感じです。

この入れ方で目指す味は、

荒く粉砕した豆でスッキリした味になり、分量を多く入れることでコクも出るという感じです。

この辺りは実験です。

研修でも温度の高いもの低いもの、

抽出時間が長いもの短いもの、

粉砕の細かいもの荒いもの、

実際にやってみることで、何をすればどうすれば味が変わるかを体験していきます。

※一つ忘れてましたが抽出量も大切です。

文中にある三杯などの決まりもありますが、家庭でするならお好きな量でいいかと思います。

重要なポイント

最後に、簡単ですが重要な技術的なポイントを3つ伝えます。

一つは珈琲を受ける入れ物やカップを温めておくことです。

これは沸騰したお湯を注いで温めれば結構です。温度により味の変化が起こるのでこだわりたいポイントです。

続いては必ず実践してほしい”蒸らし”です。

これはご存知の方も多いかと思いますが、珈琲を注ぐときに粉全体を湿らす程度注ぎ30秒待ちます。

この時、もし計量できるならば目安として10gも入らない程度でいいかと思います。

※焙煎したてやミルしたばかりでしたら蒸らしの段階でめちゃくちゃ膨らみます。

ちなみにレシピの時間にはこの時間も含まれますから、先に伝えた1分40秒であれば実質1分10秒の抽出ということですね。

最後のポイントはクルクル回すストロークは極力小さく少なくしましょう。

このクルクルストロークが大きいとフィルター周りにできた珈琲豆の壁が崩れて味に雑味が出てきます。

また、回数が多いのも中で豆が舞ってしまいます。

これも好みになりますが、上手な人が入れると珈琲が落ちきった時に豆の壁がしっかり残り、穴が空いたような状態になります。

※この写真は失敗例ですね…

最後に

珈琲に限らず、なんでも奥が深いです。最初にお伝えしたようにここで紹介した入れ方は業界では革命児と言われる方の教えなので「これが正しい!」とは言えませんが、この入れ方でスッキリとしてコクのある珈琲はできるはずです。

基本的なことは変わりませんから、ぜひ探究して自分好みの珈琲を完成させてみては如何でしょうか。